2012年10月1日月曜日

A Country without a Country


A Country without a Country, Jah love in a Country. I&I Love is Judgment.

日本の政治そのものだ! pic.twitter.com/WG6Zd2tj

金利という毛皮を生産し放射線で死亡の際、預貯金を完全に医療に毟り取られ、死亡後圧力釜で電気分解される羊です。

羊最終処理施設。 pic.twitter.com/xHsLluRg

日本は金融を軸とする特定商工権力の奴隷と化している。
アメリカという国家ではなく、アメリカ自由市場を支配する金融支配構造のだ。この、植民化の認識からすべては始めなければならない。あとはいかに頭脳を巡らすかだ。正面から挑んでも、困難なのは中東の歴史を見れば一目瞭然だ。おいらたちは一番近しい、最大の植民地、アメリカ本土の民衆と共闘しなければ勝利できない。まず、植民を露呈させるために、正攻法で、植民地のルールに乗っ取って、日本国内の内政をどこまで変えることができるのか?を、地方支配から地道に改善させ、それが困難(植民地であれば実現はできまい)白日の元に晒し、それを世界に知らしめつつ、国内を開眼させていく(共通認識化)するしかない。国連敵国条項は今も存在し、米軍が駐留しているのだ。簡単にはいかない。かつてイラクは米国の支援の元、米国式の改革により、米国式の国家を樹立し、親米国家として近代化を進め、その段階で、米国による植民に気づき、米国により作られた国家を持って、米国に抗ったが、核の所持という『疑惑』だけで、一瞬にして壊滅させられ、再度構築を無理矢理強いられている。在日米軍は今、この瞬間にでも、銃口を我々に向ける準備は万端である。国内警察にデモが鎮圧できず、デモが暴徒化すれば、なんのためらいもなく、彼らは我々を銃殺する。だから、嘘でもなんでもいい、正攻法では勝てない。詐欺でもなんでもいい、あらゆる手段を駆使して切り崩さねばならない。まずは、『親米』を通すことだ。彼らは自国民であれ、疑わしきは躊躇い無く銃殺する。銃の国なのです。自分は自衛隊の廃止(災害救助隊への移行)アメリカの望む駐留削減の損得勘定を逆手にとって、中華人民共和国と安保条約を結び、米軍に半分撤収、半分は人民解放軍に駐留させるやり方が良いと思う。非武力による闘争の土台を作ることだ。武力ではいずれの国家にも抗う事は不可能だ。小国が勝つための最大の秘訣は、大国のパワーバランスを自らの物にするところから始めなければならない。歴史上勝利した小国は例外無く、そこから始めている。あわてず、ビジョンを磨き、明確な形がしっかり掴めたら、地道に、ゆっくり、ひとつひとつ変えていくしかない。明確なビジョンを共有さえできていれば、勝機はおのずと向こうから訪れる。日本国憲法を、日米安保条約を、非核三原則と非武装の条項を利用しよう。プライドや名誉ではなく、理想のビジョンの『実』をつかみ取るのだ。熱く感情に身をまかせるか、完全になんも考えずシカトするか、両方でのみバランス取るのが、自尊心保てて楽なのは良くわかるが、相手の策略にホイホイ乗っていては絶対解決しない。自衛隊を武装解除し、災害救助隊にすべきだ。その必要性は、今度、東北北関東大震災と同規模の災害がおきれば、おのずとその必要性は議論できる。(本当なら今、議論すべきだが)その主旨は、災害救助力の強化の必要性と、原子力事故への対応力の強化だ。まったくもって、当たり前の発想だ。自衛隊の救助力強化を考えるのは。日本は軍事訓練してる余裕は微塵も無いはずなのだ。
 日本だけでない。世界はアメリカ自由市場を支配する金融支配構造に支配されている。私たちは奴隷の分際で、そのアメリカの先鋒にヘラヘラ座り込み、平然と甘い汁を吸って来た自分を忘れてはならない。世界は日本をそういうふうに今まで見ていたと思う。

『猿の分際で、アメリカの肩に乗り、まるで、乗ってる猿であることを忘れ、まるでアメリカのごとく、偉そうに世界を闊歩していたんだ!』

世界はアメリカ。ならば世界のどこへ行ったって人々が欲しているのは、俺自身じゃない。おれの『金』だ。それが嫌なら価値を創造するしかない。『金』という価値ではなく、『人』という価値をだ。今のままではおれから『金』を取ったらただの使えない猿だ。堂々と『人』として世界を歩かないと。最もそんなことは『雲上の人』をやめ、地に降り。赤子の様に不安と希望を抱えながらまず笑顔で、時に泣きながら、あるいは1つ1つ言葉を覚えて、時には怒り合ったりしながら、人の中に入ってゆくしか無い。

なぜ「大和」は「ヤマト」と読むのか?⇒http://bit.ly/PK7aD8  この理由を知ると、漢字に込められた日本人の想い。

大和は部族契約であり国家とかいうような主権体制では無かった。これは基本江戸時代まで(幕藩体制は部族契約だもん幕府も一部族にすぎない)つづき、国主不在だったわけです。(天皇は神主の長として社稷を祀っていた)多義融和。です。部族契約であるから、契約は部族単位。ということは統一というのは明治以降の歴史解釈で厳密には契約を交わしてない少数部族も沢山いた。東夷(東北など東日本)は多かったろうし、南や西、街の中にも細かくたくさんいた。倭冦や商人、童姿の物、芸人、職人、柿色の人々、農業従事でない都市生活者はつまりは農士に関わる人々以外は厳密には稲作契約を中心に形成されている、家督制度的な部族契約とは直接は無縁だった。室町時代に明言された、士農工商は身分を意味するより、その明確な区分けを提示したものであり、工商に大和と契約関係に無い有力部族も多数存在していた。工商の大和と契約関係に無い部族は天皇の社稷とも契約関係に無いから、天皇制とは無縁の独自の宗教を持ち、これが、この国の多宗教性を産み出していた。日本は太古からこの大和の稲作を中心とする武家(古くは公家)農村家督秩序と都市周辺(主に交通の起点になる河口部に展開されていた)の大和外部族の暮らす都市生活者でできていたのだ。古くは武士と農民に境目は無く。豪の者、知の者は農民から武士へと身を上げ、あげくは国(部族主)主となる者もいた。大和と非契約の部族の中にも、有力化し、農を軸としない契約を大和と交わす部族も現れた。いずれにせよ、明治以降の歴史では曖昧なままの、工商狩猟漁業他の列島居住民の半数は大和に(つまりは日本にだ!)所属すらしていなかったのだ。もちろん多義融和の中で、共存していたのだけれど。楽市楽座を開いた織田信長は武家の中では始めて、この、無所属の多数の人々の重要性を意識していた人で、この国が士農(大和)以外の人々による流通やコミュニティで形成されている現実を認識し、その支配(所属は強制しなかった、それだけ強大な力を持っていた)も含めはじめて『国』という考え方をした。当時、士農(大和)以外の最大権力者は千利休だった。
明治期の日本の財閥は基本、農士出身者ではない。つまりは大和出身者では無いのです。勿論、融和(婚姻関係など)はあったにせよだ。日本の天皇制や中世の封建制度から完全に自由な存在の工商権力。なんか聴いたことある話ですよね?どっかにもローマ・カトリックに所属せず、王侯封建制度の中で自由に活動していた工商権力っていませんでした?江戸時代に幕府に依頼を受けて出島でプロテスタントの国家、オランダ(イギリスもか?)と交易をしていたのは、日本の財閥の前身にあたる日本の商工権力者達でした。幕末期、長い武家による大和の政の代行は存続の危機に陥っていた。本来同じ根を持つ公家(皇室)と武家(武家、農家)は初心に戻り再度合体する必要があった。しかし明治維新(明治維新は大和外部族の藩と商工による反乱だ)によりそれは阻止された。皇室は商工と合体したのである。大和は滅亡した。日本は明治以降、稲作と豊穣ではなく、金と商業を奉る国家として誕生したんです。明治以降の軍隊は武でも士でもない、商業利益を守るただの西洋式軍隊だ。武士は大和の契約に基づき、豊穣と民を守っていた。明治維新の時に滅亡してしまった。大和の滅亡は教科書ではふれられていない。皇室が傀儡的に継続しているからだ。

 悠久の想いというか。失ってしまった物を無理に元に戻そうとは、自分は、思っていません。何故ならそれは歪な行為であり、けっして元に戻る様な類いの物では無いのです。かつて孔子がどんなに失われた周の治世を渇望しても、失われた周が戻る事は2度と無いのです。滅亡した大和を戻す事も同じです。教科書には書かれていませんが、もう150年も前に大和は失われました。そしてその残り香も150年の歳月をかけて、失われていっています。史跡や生活文化の中には、今なお残る『大和』はあります。それは、大切にできるものです。私たちは2000年以上に渡る、豊穣と多様融和の大和を失った事実を認識すべきなのです。そこから、その損失を越えて、教訓を生かして、『大和を滅亡させた物はなんなのか?国無き国を生きてきて、わたしたちは、このままで良いのか?』を多様にそれぞれがそれぞれに考え、答えを出して、新たな融和の形を見いだしていくしかありません。多義融和、という暮らす人々の半数は所属も強制されない、他部族の集合体であった『大和』を滅ぼしたのは、主権的な西洋式の国家主義です。その概念を支える民族という歪な思想。資本という商工を軸に考えられた富裕主義。それらは150年の歳月をかけ、どんどん肥大化し、多様性を奪い、画一化している。それでも、今あるものを土台にして、新たな道を模索しなければならない。この二局構造の概念を変えてしまうしかありません。コミュニズムもその歪な思想の一端でしか無いのですが、解釈を変え、全く新しい生き方の指標にする事は可能な気がします。ナショナリズムを多様に内包させる事によってです。わたしはこれ以上、消費を強制されるような、多様性の奪われた建築構造の都市に暮らしていきたくありません!消費のために予め設計された利益収穫の人間農場の様な都市構造。これを改善し、多様性を居場所を取り戻さなければならない。このことは、商工業を否定しているのでは無いのです。かつての楽市楽座、あるいは大和に栄えた、常に活性化し、多様で、柔軟で、選択の自由があり、同時に選択しない自由もあった、日本の豊かな都市を取り戻したいのです。商工業は国家などと支配構造の中心に据えてはならないし、商工業は上下の支配構造があってはならないのです。平たく柔軟で多様、常に活性化していなければなたない。アメリカ資本主義の言う、自由市場は詭弁であり、その実態は特定商工業者による市場の完全支配なのです。

大和は周王朝の末裔が、日本列島に渡り、始められた国の形なのです。
多義融和の周の考え方は、大和においてありとあらゆる渡来のアジア部族の文化や考え方と融和され。酵母の様に熟成され、東洋において無二の素晴しい、文化を形成したのです。わたしたちはこの150年で、西洋文化という巨大な文明をも丸ごと融和させるべく挑んできました。大和は滅びても、その培われた文化をもって。この行為は無駄ではない。先に進むしかない。西洋文明は私たちにはもう古いのです。



あえて概念を変えて模索したい。
『新自由主義に対抗すべく新共産主義を提唱したい。』

 新自由主義に対抗すべく新共産主義を提唱したい。これは従来の国家主義や優性思想を共産主義がら排除し、多様性を内包した考えで、9条に止まらず全『日本国憲法の堅持』非核三原則の強化から、全ての原子力事業の廃止。自衛隊の『災害救助隊への移行と完全非武装化』『官僚制度の解体再構築』さらに国連への東アジア紛争監視として新秩序としての『安保体制の維持』(中国、米国との信頼関係の回復)つまり非武装化に伴い、国連を仲介の元、新安全保障条約を各国と締結し。自然災害発生時には災害救助を確約するものである。新共産主義は多様性の内包の見地から、一党独裁の指導体制はとらず、多様性を維持したまま、国民主権を強化するものである。『選択の自由』は憲法強化の元、経済利益より公共の福祉を優先する範囲内における自由な経済活動を認めるものである。優性思想に元ずく国家公務員登用は改善し国立大学を解体する。多様なコミュニティによる共存、相互扶助の実現をめざす、保守内包の共産主義である。プロレタリアート独裁はそれを望む者とそのコミュティが自由にやればいいのであり、国の態としては、それを『選択の自由の範囲に内包』し、多様なコミュニティによる、新部族社会を基本とする。個人の集合体が地方自治体であり、地方自治体の集合体が国家である。よって、事実上国家公務員制度は廃止。地方公務員の選抜派遣による、組織としての中央省庁ならびに、職員であるべきだ。各地方にしか無い完結型の政党があってもいいではないか!その地方自治体の人々が望むなら(選挙で選ぶなら)その政党が地方から国会に上がってくるのだ。つまり国議会は地方議会からの選抜者によって運営されるべきだ。これらを制度化、明言化する箇所においてのみ、日本国憲法は改正すべきである。我々は主権を回復しつつ尚、仕切り直しで『親米、親中』であるべきなんです。けして反である必要は無い。軍隊を軸としない同盟関係はむしろ強化すべきです。安保は同様の主旨を中国と締結したっていい。国連の統括の元、米軍と人民解放軍が日本に駐留する事を、おれは受け入れるべきだと思う。そのかわり、自衛隊は解散すべきだ。(というかその機動力をそのままに災害救助隊に移行すべき)ただし、現在の米軍駐留部隊を半減し、そこに人民解放軍が駐留すればいい。同じ基地で。 
 日本という中間同盟者の存在で、事実上米中は戦闘不能だぜ?ロシアや韓国、北朝鮮は間違っても日本に喧嘩は売れないぜ?米軍と人民解放軍相手に戦争するんだから。事実上は傭兵みたいなもんだ。抑止とは他力でやるべきなんです。反日感情も収まると思うなあ。尖閣諸島は人民解放軍に守ってもらおう。つうか、主権不在あるいは共同主権地にする条約を結ぶべきだ。共同海域(双方に海域がクロスする場所)にしたっていい。並べて旗を2つ立てろ! 
尖閣諸島における日中の共同主権を人民解放軍が守るというね。
つうか今から軍隊こさえたって、米軍や人民解放軍に勝てるわけないじゃないか!馬鹿でも赤ん坊でもわかるわい!あと、そんな事に労力を裂いていたら、米軍や人民解放軍よりよほど恐ろしい敵、太平洋プレートに対抗する救助力が害われるだけじゃねえか!大地震は絶対また起きる!そいつが最大の敵だろ?東北関東大震災を忘れたのか?最大の敵です。
 国家主義を超越した民衆の多様性を軸とする新共産主義で、憲法の堅持、完全非武装化を実現し、核エネルギーと軍隊を永久放棄するしかない。親米、親中を回復して。人間や国を恐怖や抑圧、抑止で支配するやり方は古い。おれははナチス並みの激烈さで、ナチスとは真逆の非暴力を貫くべき。徹底的非暴力。絶対に勝利できる、おいらが保証する。多様性は全てを受け入れる。世界が抑圧に満たされるなら、非暴力は唯一の脱出抗だからだ。自衛隊を廃止、完全非武装の災害救助隊設立せよ!日本のみならず、世界のどの地域で災害が起きても、世界最大規模の救助力を誇る強力な救助力を!世界の国々は軍隊の殺傷力を競っている。現在世界には5〜6回人類を殺傷しても余るほどの殺傷力がある、無意味だ。需要と現実性を考えるなら、世界にまだ、無二の誰も追求していない『救助力の追求』をすべきであり、世界最高の救助力を保持する国を誰が襲うのだ?そんな国家は絶対に無い。どんな大地震にも水害にも、原子力事故にも対応できる『究極の救助力』。これ。今、世界で最も強力なウェポンだよ?人類の持つどんな軍隊よりも、強力な自然災害に打ち勝つ軍隊だよ?まっ黄っきの、真っ赤かの、迷彩とは真逆の誰でもすぐに目につく、輸送機。隊服、どこに訪れても、どこの国の民衆も歓喜の声で招き入れる、世界最高の非暴力部隊です。

いいなあ、米軍と人民解放軍、世界最強の軍隊が共同で日本を飛び交い、その下をまっ黄色の災害救助隊が悠々と編隊を組んで飛んでいるっていうね。



※この文章はtwitterの書き込みを元にしているため、表記や表現の統一はなされていません。

2012年9月17日月曜日

No Nukes Asia Actions


日中韓政府とアメリカのGE、IT業界、東芝、日立、三菱、が国民の対立感情を煽り阻止しようとしているのは、こういう動きです。No Nukes Asia Actions(NNAA)http://www.oklos-che.com/2012/08/blog-post_23.html
アジアの日本メーカーの原発が稼働する以上、日本の原発を稼働停止に追い込むことは絶対にできない!これをみなさんに理解してほしい。自国が危険で停止したものを海外で販売などできない。20万規模のデモがあっても何故?政府は微動だにしないのか?アジアで展開中の原子力事業を撤収する気が無いからです。日本の原発はなにがなんでも安全で無ければならないのだ!瓦礫拡散、地方自治体の放射線に対する狂ったとしか思えない対応、それら全ては電力供給の維持ではなく、原子力事業の継続と、日本の原発の安全神話再構築のために行われている。『日本政府と原発メーカー(東芝、日立、三菱重工)は世界の恥』http://george743.blog39.fc2.com/blog-entry-1383.html中国では将来、原発を230基も建設する計画がある。すなわち原発が事故を起こす確率も230倍に増える。原子力事業は現在のアメリカ経済において主幹産業だ。日本も中国も韓国も『アメリカという市場構築者と契約している状態』なのだ。アメリカ資本主義とはなんなんだろうか?



20世紀初め。世界の権益をほとんどを英国と仏国が握っていた。後進国である米国が世界で権益を獲得するには、英仏の植民に変わる概念を産み出し、全く新たな権益支配の構造を1から組み直す必要があった。そのために捻出された考えがナショナリズム(民族自決)と共産主義の利用である。
 米国は植民地支配から独立する国家を前面的に支援することで、全く新しい権益構造を、独立した国家との関係で築き上げていった。一方で、同様の理由から、中世から続く、伝統的権益からの逸脱を試みる、共産主義革命も支援し、同様に権益構造を築き上げようとしたが、これは、模索の途中で挫折した。20世紀はアメリカの産み出したニュールールを世界が受け入れて行く課程であり、反米国家ですらも、このニュールールに乗っ取って動いている。米国は市場関係の構築(金融と貿易による新たな権益構造)ができるなら、実のところでは、独裁国家だろうが、王朝国家だろうが、民主国家だろうが支援した。
 共産主義国家との権益関係構築は、20世紀後半にソ連の崩壊と中国の市場参加で急速に関係が修復されたが、それは、中ソがルールを受け入れたに他ならない。そのために、意図的に構築していた対立軸を基本とする市場支配の最大の構造(民族自決と共産主義の利用)が効かなくなった。そこで編み出されたのが、新自由主義というより金融市場に偏向した。ヴァーチャルな対立軸を常に可変的に産み出す構造だ。
 何故?今、米国がスケープゴートを探しているか?わかりますよね?新自由主義が限界に来ているんです。どうやれば、新たな権益支配を継続できる、対立構造を構築できるか?まず新自由主義を誰かに被せその国を敵体制に仕立て上げることで、新自由主義ごと葬り去る。ASEANEUという新たな構造を産み出すためには、中国と日本には原子力事業と新自由主義と心中させるという裏の考えが無いと言い切れようか?

アメリカの権益拡大の世界戦略(戦前のね)について書いたが、みんな何故素朴な疑問を持たないのだろう?第二次世界大戦で何故アメリカは戦場になることはなかったのか?あの戦争で得をしたのはどの国だ?全ての権益を失ったのは英国と仏国だ(まあ少し残ったにしろあれを境に英仏の支配終焉だ)。
ナチスドイツと帝政日本はなんだったんだろう?
欺かれたのは英国、ドイツ、日本(同盟関係にあったぞ??)
さらにイタリア、フランスだ。

欺いたのはアメリカ合衆国だ。

『幕末明治維新におけるアメリカの役割』http://sun.ap.teacup.com/souun/1210.html 
「明治維新は、イギリスとアメリカの日本における縄張り争いという側面も持っていたのです。」

代理戦争か??戦前日本は英国と同盟関係にあるなか参戦したぞ??アメリカに戦線布告でびっくらこいたのはまずヒトラー「マジかよっ!」チャーチル「えー!!!こっちゃドイツと戦争してんだぜ?おい!」日本がアホなのか?w はたして?w 

 もう一度書きます。当時のアメリカの真の敵国はドイツと日本じゃありません。フランスとイギリスです。世界を植民地支配していました。世界の権益を独占していたのです。アメリカの目的は英仏を失墜させ、権益を自らの物にすることです。さらにルーズベルトはソ連と密約を結んでいました。共産主義に関する密約です。戦後アメリカはソビエトをも欺きました。それが、冷戦の引き金です。日本国内にアメリカと深く繋がるパイプラインが存在していたのです。先ほどの答え合わせです。彼らは米軍機による空襲の情報までしっかり熟知していました。彼らの工作により開戦し、敗戦後の支配は完全に約束されていました。旧自由党関係者です。第二次世界大戦中。代官様のお山は爆撃されなかった(官僚制度を破壊することは目的に反しているいからだ)。米軍による攻撃目標を完全に知る者達がいた。当時も今も、『テーブルは存在している』アメリカをパーティ会場に決めたやつらがいる。国家でさえそれに翻弄された。

 ヒトラーは日本のアメリカへの戦線布告に愕然としたそうです。日、独、伊の表同盟の裏には、米(ドイツと)英(日本と)という裏の同盟が存在しています。 ヒトラーは英国への戦線拡大は本気ではありませんでした。ヒトラーの目的のメインはアフリカ大陸におけるフランス権益の獲得です。ヒトラーは米国を共に、英仏利権を略奪するための同志だと思っていました。裏では米に英国の利権を、ドイツはフランスの利権を、という密約があったのです。まさか、同盟関係に有り、歴史的にも関係の深い米国に日本が戦線布告するなんて夢にも思い描いていませんでした。太平洋において米国は英国と戦争すると思っていたのです。誰も米国の真の目的には気づかない。米国は最初から、スケープゴートは3国同盟に負わせ、英、仏、伊、独、日もろとも帝国主義を壊滅させ、全ての利権を手中におさめ共産主義者と世界を2分する計画だったのです。

何故アメリカが主戦場にならなかったのか?戦後も続くアメリカの『やり方』です。
さしずめ。日本共産党あたりは、「日本の半分は俺の物だよね?」って思ってたはず。
「えーなんでー!協力したじゃん!ドイツと同じじゃねーのかよっ!」
アメリカのスケープゴート作成。後だしジャンケンにはウンザリだ。
ヒトラーは陥落するベルリンで死ぬ間際思ったはずです。「くっそーだまされたー!お前は俺を裏切らないよな?俺の『アメリカ』エヴァ・ブラウン!」

たとえば、ユダヤ人。ユダヤ人てなんか民族的定義ってあんの?無いのです。現在では肉体的種族とは別個の概念としてユダヤ人という概念はあります。また、単純にユダヤ教徒をさす概念でも無いのです。では何なのか?『ある特定の地域に居住していた、歴史的因果関係の明確なユダヤ教徒』をさしていいます。厳密には、複数の全く異なる部族で構成され、それぞれがコミュニティとして独自の社会を構成しています。肉体的種族としては特定が不可能なほど、他民族と融和しています。ヒトラーは当初、日本の参戦以前は、ユダヤ人については隔離政策の後、なんと、独自のユダヤ人国家建設を考えていました。ユダヤ人の大量虐殺を指揮したことで有名なアドルフ・アイヒマンは、シオニスト運動(パレスチナにユダヤ人の国をつくる運動)に共鳴し、パレスチナでユダヤ人と対立するアラブ人指導者との会見を試みようとするなど、ユダヤ人の国建設のために努力していたのです。では、何故?その後ホロコースト(大量虐殺)に移行したのでしょうか?理由は明確です。日本の参戦により、米国との開戦を余儀なくされたのが原因なのです。ヒトラーは『ユダヤ人の裏切り』によりこの時点で敗戦を予期していたのです。アメリカのユダヤ人との共同戦線無くして、ナチスの勝利は無かったのです。ヒトラーの愛人。エヴァ・ブラウンはアメリカ系ユダヤ人であったという説もあります。『米国の』ユダヤ人の裏切りにより、ヒトラーの計画は崩れ去りました。ヒトラーはユダヤ人に対する政策を隔離からホロコーストに変えました。

虐殺に踏み切ったヒトラーを擁護する気はありません、どんな理由であれ、許されざる行為です。何故なら、『アメリカのユダヤ人』と『虐殺されたユダヤ人』とは全く違う部族であり、基本的にはなんの種族的関係も無いのです。
 全てには原因と因果関係があります。これは犯罪心理学でも言えることですが、心的原因の無い殺人は存在しません。だからと言って、殺人が許されるわけではありません。どんな巧みな操作性の果てであれ、『先に手を上げた者が悪い』のです。繰り返します。絶対に先に手を上げてはならない!我々は政府に対して徹底して非暴力を通すのです。仮に、一部、完全な工作で手を挙げてしまった人がいても!同調してはならない!また、この国も、どんな卑劣な工作があろうとも、絶対武器をとってはならない!アメリカを変えたければ、アメリカ人を支援するしか方法が無いのです。アメリカを打倒するには、アメリカ人が革命を起こすしか無いのです。ベトナム戦争を思い出してください。ベトナム戦争を終結させたのは、まず世界の世論→最後はアメリカ国民が自らやめさせたのです。これが、アメリカに勝利する唯一の方法です。

銃の国に銃を向けてはならない。あの国はそれが故に銃の国なのだ。

現代史ってのは、みんな高校で学んでるはずなのに、わりとトンチカンなことを言う人が多いのは、自分の好みに解釈をどんどんかえてっちゃうんでしょうね。歴史とは解釈なので、基本、皆が自分の好みでいいんだろうけど、土台になる部分はちゃんとしてないと、えらい現代の捉え方に影響でるよ。
おれの高校の先生は素晴しい人で、「教科書持ってこないでいいからね、情報に強弱がありすぎて、良く無いんだよ!」ってましたが、正確で中立な解説は素晴しかったな~。
先生は反米でも親米でもなくて、「戦争は半分は水面下の策謀で決まる。表の流れだけおっちゃ駄目だ、負けるのを解ってて殺し合いをする国なんて絶対にない、そう、見える場合、誰かがどこかで別の意味で『勝とう』としているはずだ。」てね。つまり『勝つ』ってのは勝ち負けじゃない(変だね?w)必ず『目的』があってそれを達成している者がいる。という、こと。見た目には負けに見える勝ちだってある。ということだ。よくある政治家のやりかたで、まず国民が『勝とう』としているなら、最初に『勝ちを与えてしまう』というやり方がある。
例を示そう。脱原発だ。まず「脱原発を実現します!」おお!おれの勝ちだ。で?いつ?「10年後には必ず!」おお素晴しい、短いじゃないか?いいな。←はい、駄目。
おれは、原子炉の廃炉なんて何十年時間をかけてもいいと思ってる。脱原発の実現に70年かかってもいい。おれが確約、契約を求めるのは次のことだ。

1)今後、いかなる理由があろうと、原子炉を絶対稼働しない。
2)国の内外を問わず、今後一切新しい原子炉を製造しない。

この2つだ。10年後に漠然と実現なんて、俺には10年間は全稼働して、生産しまくります!って言ってるようにしか聴こえない。10年たったら情勢だって変わる。確約とは、即時性があり、有効性が無ければしてないのと同じだ。再稼働の絶対停止、生産の停止なら、即時に実行できる。それができれば、稼働しない原発なんて、核廃棄物と大差無い。どのみち、核廃棄物は今後ずっと管理しなければばらないのだ。廃炉共々ゆっくり時間をかけて安全にやってもらいたい。

おれは、即刻稼働停止。と生産停止を確約しない政党は一切支持しない。
それ以外の条件は呑めない。



東アジアが核抑止で争いを展開すれば、どこに金が落ちる?東アジアが放射線で汚染されればだれが医薬品で儲かる?東アジアで戦争が勃発すれば無傷なのはどこだ?致命的な汚染が東アジアを覆えば、極東地域はIAEAWHOの管理下に入る!
戦争、事故、活動期のプレートによる地震、どれが今後おきて、国土が完全汚染されたら、日本の大企業は利権を維持したまま、安全な場所(国)に拠点を移す。金のある順に日本を脱出する。その範囲が日本に止まらず全アジアに股がれば韓国、中国の有力企業もまったく同様の動きをする。
実はアメリカで原発事故起きたって同じなのだ。
EUASEANの2大新構造を画策する者がいるのなら、アメリカもまた自身の国の金融利権者によりスケープゴートにされ無いと、誰に断言できるだろうか?目的達成のためなら、自国の大統領でさえ、平然と銃殺する国なのである。
アメリカ自身もまた、致命的な原発事故が発生すれば、
新手の南北戦争に突入する可能性を秘めている。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/01/01070504/06.gif
アメリカの膨大な国債赤字を解消するにはなんとしても、基軸通貨を新ASEAN通貨に移行する必要がある。ドルが基軸を失うということは、国債金融市場において、痛手を『負わぬ者が誰かに痛手を負わす』策であり。目的が経済構造の維持なのだから、負わされるのは、国土と民だ。
ASEANに権益移行後、アメリカもまた消滅するかもしれない。
ナショナリズムはいまだに有効なやつらの最後の武器なのだろうか?

今こそNo Nukes Asia Actions !




アジアの全ての人々よ!国際金融市場と暴走する原子力事業からアジアの人権を守れ!
http://tajimaiclc.at.webry.info/201104/article_16.html









2012年9月2日日曜日

無添加食品販売レベルでの無放射線食品販売店。


突然のメールすみません。いつも利用させていただいてます。
ところで、ふと思ったのですが、無添加を売りにできるレベルで、無放射線だって売りにできると思うのです。政府の安全基準は個人的には全く信頼していないが、信頼する人もいるのなら、それを多様性として選択できるように、企業が販売戦略として明確化してください!お願い致します。
 たとえば、under40store Lowson 無添加食品販売レベルでの無放射線食品販売店。
 昨今問題の汚染作物ですが、私は全ての人に食うなとは言いません。40歳以上の男性、50歳以上の男女は食べるべきだと思うのです。それが大人のけじめのつけ方だからです。全ての食物汚染を明確にし、こういうシールをつけてほしい。 pic.twitter.com/J2z3On7K また、under40storeを別に作るべきです!そういう事業展開をやらなければ、3年半後には全ての食品販売業界は壊滅的な崩壊をする気がするのです。何故なら、発病、死者数が増加する可能性があるからです。つまり「ニーズがあるようなので始めました、政府の安全基準を否定してるわけではありません。商品の差別化、ブランド展開の一環なんです」とすればいいのです。   
 店舗展開をするということは、自社で放射線測定のシステムを確立することであり、また、非汚染作物の独自の物流構造を確立するということです。ニーズが増加する市場において、これがどれだけ企業財産になるか?わかりますよね?福島だけでも試験的に店舗展開しましょう!真のCSRです!汚染食物の明確化の事業展開は、販売促進にも繋がります。明確化することで、販売商品のブランド区分け(差別化)が可能となり、販売展開に多様性が産まれるからです。under40storeはある種のブランド店でもあるのです。また、逆にそれ以外の店舗では積極的に震災復興支援をうたった事業展開が可能となり。何よりコーポレートイメージの信頼度の増加は、他店との大きな違い、プラスイメージとなります。収益の増加は確実です。ご検討いただけたら幸いです。

2012年8月21日火曜日

大和と倭冦〜国家主義という病にいたる道〜


日本では境目も無くなったが、元は異なった考えの集団。
倭冦と大和。

1)アジアの衰退逃亡王朝の受け皿。大いなる農耕融和の国、大和。

4000年の黄河文明の歴史において、大陸ではどれだけの数の王朝が樹立しては滅ぼされ刷新されて来たのだろうか?大陸では前王朝の文化はことごとく粉砕破棄され伝統も根絶される。一方、海の向こう日本は渡来文化が緻密に混ざり合い残留する
日本はアジアにおいて極めて特殊な国だ。
 1)南米のメスチソの様な混血性の色濃い人種の特殊性 
 2)大陸では失われてしまったアジアの伝統文化が今も残る特殊性。などだ。

その混ざる特殊性は縦の軸(時間的な軸)だけではない、東南アジア全体の横の文化の残留さえ感じさせる。加えて、地理的な不思議さ、プレートの交錯する火山列島であり、恐らく古来は劣悪な居住環境にあったと思われるような、禁断の地的な特殊さ(悪く言えば巨大な、島流し先的な印象)我々の意識の中に眠る、言いようの無い、中国、韓国に対するコンプレックスと、被害者意識、嫌悪は、そういった歴史的背景があるのでは無いか?日本は、アジアにおいて、衰退逃亡王朝や民族の受け皿的な役割を持ち、そういった成り立ちの中に、前述した意識の根がある。また、土地に対す嫌悪は色濃くても、何故か望んで来る者は拒まず受け入れる不思議な資質。
そういった、大陸からの度重なる渡来者たちの交流から、大和は誕生した。

 大陸の側の人々にとって、大和的な文化や伝統には、何故か、不思議な懐かしさや祖父祖母に感じるような、安堵感を感じ親しみを持っているはずだ。何か、許しを得れる巨大な母性のようなものを、日本文化に感じるアジアの人々は多いと思う。これもまた、成り立ち、歴史によるところが大きいのではないか?「大陸で暮らせなくなっても、日本に渡ればやり直せるのではないか?」みたいな感情もあるかもしれない。また、大陸の側から見れば、一方で島流し先的にも見えるが、流れて来て暮らす、かっての衰退王族側から大陸を見れば、自らを偉大な役目を担った末に辿り着いた雲上の地から、下界を眺めるような、プライドと正当性を持ってしまう部分もあるのかもしれない。そういった事をふまえると、大陸の権威者達の日本への警戒感は、単純に、軍国主義(その実は倭冦的な海賊略奪主義)に対するものだけでなく、長い歴史の中で葬り去る(あるいは脱ぎ捨てて来た)ものへの絶妙な後ろ暗さもあるのかもしれない。
 欧米は明治開国時、第三のヨーロッパとして大日本帝国を建国させるにあたり、緻密な計算が有り、その特殊な融和性、歴史的プライド、大和と別に残存する倭冦の存在。を最大限利用し、アジア進出の揺るぎない足がかりとして日本の開国を進めたのだと思う。

2)西洋とは別に育まれた、国土を持たない、自由主義の芽、倭冦

 国土を持たず、複数部族で民族的な統一は無く、東南アジア、東シナ海に勢力圏とし、海冦(海賊)を生業としていた倭冦。略奪先は大和朝廷であり、高麗であり、中華であった。元の来襲時に大和と深い提携関係を築いた。朝廷軍からすれば神風という事にしておきたい、台風による元軍の殲滅も、実際は倭冦の戦略だったはずだ。歴史には描かれない事実の裏に、元寇を撃退したのは、事実上倭冦であり、台風は戦略の一部(計算の一部)でしかない。その事実は、朝廷の権威を著しく害うので、大和としては倭冦の協力、功績を表だって認めるわけにはいかず、神風としたのだ。しかし、その後、大和は倭冦との提携関係を強化し、主力部族とは融和も進めた。事実上、海冦(海賊行為)を黙認する形をとった。幕府は表向き、討伐軍を派兵したりして、明国への体面上は倭冦を認めていなかったが、裏では完全な提携関係にあった。この関係性は、ヨーロッパの王朝とパイレーツ(海賊部族)との関係によく似た状況だと思う。
朝鮮、中華の日本に対する、嫌悪の根はこの時期に形成されたのかもしれない。

 その密な関係性は安土桃山時代まで続き、秀吉の朝鮮出兵をピークとしている。当時、明国は長年悩まされてきた、この、倭冦対策を強化し、海軍力増強し東シナ海における権益を取り戻しつつあった、倭冦は追い込まれていて、豊臣秀吉と提携し、利権回復を試みた。結果は大敗である。敗戦後、秀吉は一切の敗因を倭冦に押しつけ、明との国交回復のため、海冦禁止令を出した。戦果はあがらなかったが報償を求める倭冦系の武将達。後の徳川による、鎖国政策の理由はキリスト教の脅威よりは、むしろ倭冦の封じ込めにあった。倭冦主力勢力に報償として、地、米と所領を与え、一方で有力武将の配下に倭冦の残留部族を押し込み、衰退傾向にあった、倭冦からその活動基盤を完全に奪い去った。
 倭冦は自由の民である側面が強く。倭冦の側から見れば、中華王朝も朝鮮王朝も大和朝廷も、狡猾で支配的な農耕王朝であったであろう。保守的で安定支配を目指す人々とは、また、全く違う考え方や、部族伝統を持っていたと思う。その合理性は、ピューリタンの自由貿易指向と合うはずであった。鎖国の最大の目的は、新興勢力である、オランダ、英国などのピューリタンと倭冦の親交を断絶させる目的もあったのではないか?幕府の鎖国政策の真の主旨なのではないか?そしてその政策は、幕末に一気に崩れ去った。幕末期、所領を得ていた倭冦の末裔は、急速にピューリタンと接近、親交を深めた。
明治維新である。

 明治維新において、尊王攘夷は完全に失敗に終わり、大和武士は社稷を守ることができなかったのだ。明治維新は倭冦、欧米連合の勝利であり、大和の敗北滅亡を意味している。最大の敗因は、幕府内部に倭冦、欧米連合の工作者がいたことであり、彼らは開国近代化にあたり国家主義の必要性から、国家という西洋的な統一認識を作り出した。維新後、明治政府に任官している。日本は明治開国時ヨーロッパにより造られた国であった。倭冦の末裔にとっては、大和(日本)も韓国も中国も、同じ略奪対象でしかなく、恐らくは、欧州列強と密約を結び、日本の支配権獲得を確約されての、大和乗っ取り、傀儡政府の樹立であった、その後、全く同じやり方を日韓併合、満州国樹立時に行っている。最初の成功例が大和だった。
 アジアにおける利権拡大のために当初、欧米は倭冦傀儡明治政府の後ろ盾として第三のヨーロッパとして日本帝国樹立を全面支援していたが、倭冦は密約を破り、東シナ海において欧米と利権獲得で全面対立するまでになった。これが太平洋戦争勃発の原因であった。

 戦後体制の基本は密約時に戻し傀儡政府をより強固に欧州化することであったが故に、傀儡天皇は残され、英国王室との関係をより強固にし、欧米と大和の融和が宗教的にも画策された。例えば、司馬遼太郎が明治維新を肯定的に解釈する最大の理由は、西洋とは別にアジアに独自に産まれた自由主義の芽である、倭冦に共感する部分が大きかったのかもしれない。ただ、その自由は、略奪主義と表裏であり、現在はむしろ、自由の恩恵と裏腹に弊害が日本を蝕んでいる。
自由はその実、裏は利権主義なのだ。

3)名残は残るとしても、完全に融和した、大和と倭冦と西洋。

 仮に天皇が傀儡だったとしても、その構造の土台は大和である。明治以降行われた、西洋との融和も、画策されてから144年の月日が立つ。自分の感じ方を例にあげれば、小学生ぐらいの頃から、特に宗教を信じるとかでは無いが、何故か神様と言われたら、キリストを連想するようになり、中学高校をへて、気がつくとまるで自らの容姿を顧みず、西洋人の様なつもりになっていた。自分。というのが本音だ。全ては教育によるものだと思う。近代化における複雑な事情が、今なお、深く影を落とす日本。自由とはその実、裏は利権主義。政府と言わず、個人と言わず、その、思考の隅々に至まで染み渡り、その血が国土荒廃に疑問を感じても、思考が出口を塞いでいるのかもしれない。

2012年4月21日土曜日

原発推進論



原発再稼働に関して、脱原発を望む自分としては、どうにもこうにも歯がゆいのが、長期的視野で脱原発をめざすとやら、なにか根本的に、調子のいい言い逃れにしか感じないので、ここはあえて、むしろ原発推進論を展開しつつ、現時点での原発再稼働のナンセンスさを、考えてみたいと思います。


政治というのは悪政の選択を迫られる状況というのが、ある場合があると思う。失政は政治の基本だからだ。複合的な構造の産み出す生活に関わる利益は、『現状』と『変化(行動)』の選択になる場合のことで、『現状』は過去(これまで)『変化(行動)』は未来(これから)。この2つの選択を迫られる場合、基本どちらを選んでも悪政の汚名を被る覚悟が必要になる。今の日本の場合、前者(現状の構造の維持)を選択すれば、根本解決を先送りにする悪政と言われ、後者、抜本的な構造の変換を選択すれば、目先の(これまでの)生活の安定が崩れる悪政と言われる。今の政府が言う言い方は悪政の汚名を恐れ、現状を維持しながら、変換に向かうという、2つの選択そのものを避ける方策だが、選択をしない政治は政治では無いのだと思う。脱原発を目指すのなら、『まず無くす』、でどうするか?全力を上げ、ストーリーを考える。逆に原発を柱に経済成長を維持するなら、『まず廃止はしない』、だからこそ安全性に全力を注ぐ。今の政治決断すらしないなしくずしのやり方は欺瞞にしか見えない。まず、まず2つのいづれかを選択すべき。でなければどちらも成就できない。悪政は政治だけど、今、日本政府がしていることは、悪政ですらない。政治決断をしないと言うのだから。もし、はっきりと原発の維持を選択するなら、安全性だけでなく、福島事故の収束、被害の保証、核燃料棒の最終処理に、明確なビジョンとストーリーを示さざるを得ない。もし『原発を無くす』を選択するのであっても、ハッキリ選択すれば、同様に現在の事故の収束、被害の保証、現存核燃料棒の廃棄のプラン、経済構造の再構築のビジョンを示さねばならない。そういう設計図を示せない(示す気がない)故に選択すらしない状況でなしくずしをしている。
政治的判断で、そういう決断や意思の持てない国は、原発所有したらダメだと思う。

おれが本気で原発を推進する政治家なら、まず『全ての放射線被害を明確』にする(隠蔽や数値の底上げなんかしない)し、こう明言する。「事故や、失敗のない事業は存在しない、だからこそ、今回の事故を契機により完全で安全な原発社会を構築するチャンスなんです!」国民全員の納得いくまで精査し、(もちろん使用済燃料処理方が確定するまでは再稼働なんかしない)被害も過剰なまでに想定、検証し、避難が必要であれば、超法規的措置で、避難させるし、徹底的に原発や放射能と向き合う。だからこぞ、原発を推進する考え方を基礎を築けると思う。また、推進を的確に進めるためにこそ、誤摩化しを排除し、危険度の高い、原発は廃炉にし、設置場所を含めた、事故対応の具体的なプランも再構築する。今のこの国の状態は「責任は負う気は無いし、そんな完全な原発構造を確立する自信なんか無いから、とりあえず『脱原発の方向(自信無いから)』で、思いますが、もちろんすぐに無くすほど、経済的なプランも無いので、とりあえず、動かしちゃおうかな~」みたいにしか見えない。そんないいかげんな製品(原発)が商品として、世界に売れるとは思えない。つまり、このままでは、『完全なる原発依存社会』すら成立しない。事業として金儲けすらできないと思われる。日本列島が原発のショールームなら、完璧なショールルーム創れや!危険地帯からの避難も含め、放射線対応でも世界一をめざせや!こんなズタボロのショールルーム見て、原発買うような、おめでたい(阿呆)な国なんか無いぜ!と思います。

おれが原発に反対の最大の理由は、誰も原発を本気で推進する気が無いのに、なしくづしの誤摩化しでインチキ商売を継続しようとしてるからです。それは、原発事業の推進ではない。本気で推進するなら、反対派より過剰に放射線被害に対応するはずだからです。それが商魂というもんだ!本気で金儲けやれや!w

本気で原発事業推進するのも、本気で脱原発を実行するのも、実はやることは同じと言う話でした。

どんな壮大な規模のものであれ、小さなものであれ、人間が使う道具として売る以上、その使う人、購入する人への配慮が無ければ、商品として売れない。当たり前のことを当たり前に考えれなければ、金のなる木も存在できない。原発事業を本気で推進するのなら、原発反対派以上に、311以降、かつての安全神話が崩れたことを真摯に受け止め、放射線被害の全容究明に努めるのが筋だし、利益維持に繋がるのだ。ユーザーケアです。
やっぱ、意図的に対立軸を造り出して、本当にやらねばならない事を誤摩化して、政府のずさんな責任逃れを正当化してるだけなんでは?

2012年4月1日日曜日

ちょこっと無名なルーツシンガー紹介

え〜もうすでに春ですね〜♪というわけで、久しぶりに音楽コラム(というか画像UP)書きます。
自分、実はまがりなりにも曲がりっぱなしの音楽好きのおじさんですが、
一応、気づけば、20年以上の長きにわたりレゲエ聞いてきました。
(レゲエだけじゃないですけど)いろいろ日本でレゲエに関わる事もあるなか
主にSound Systemの現場中心ですけど、だいぶ聞いてはきたわけです。
かなりいいかげんな楽しむこと重視の聞き方ですが、そうしていると、だいたい
有名というか、よく聞く曲とかシンガーとかは把握できるわけです。
「ああ、このへんはよく知られてるよな〜」ぐらいはなんとなくですが解るようになりました。
ま、それでも、あくまで独断と偏見は免れませんが、そんな中で
勝手に「このへんは、そんなには知られてねんじゃね?」という
ルーツレゲエのシンガーがたくさんいて、それも皆、有名どころに劣らず
(というかもっと知られてもおかしく無いぐらい良い)で
今回は、そういう人の曲を少し紹介してみようと思います。(解説はしませんw)
JAH EASS-T SOUND selection ! (でも持ってないレコードもたくさんですが)
ちょこっと無名なルーツシンガー&ボーカルグループ紹介!
はじまりはじまり。


singer blueやばい。singer blue - never stop praise jah jah
Singer Blue - If A No Jah
Vibronics feat Singer Blue - If a No Jah
01 singer blue - jah bless





 Doctor Bird - Smoking 12inch



 Junior Brown - What A Disaster 


 Stallion - Stallion 



 Tenayistilin - Urban Getto Youth 



 Tena Stelin - Cant Touch Jah (Dub-Conscious Sounds) 







 Icho Candy - Cool Down Sufferer + Version (12inch) Selah 


 Edi Fitzroy - Work On Mr Farmer 



 Pablo Gad - King Of Kings 



 Ricky Grant - I Chose Far I



 Winston Jarrett - I Shen Galore 



 Ini Kamoze - Hot Stepper




 Fred Locks - Dont Let Babylon Use You



 Madoo - Rock With Papa Madoo


 Larry Marshall - Run Babylon 


 Pablo Moses - Reggae Warrior 



 Prince Allah & Jah Shaka - Gather Round 



 PRINCE MALACHI - Jah window (OFFICIAL MUSIC VIDEO) 


 Desi Roots - Go Deh Right + Dub 12inch 



 Devon Russell - Push Push 



 Scion Success - Settle Dem a Settle 12inch 


 Earl Cunningham & Naggo All Stars- Loving Feeling 12inch 


 Naggo Morris - Jah Guide 12inch 


 Junia Walker - No Respector Of Persons 



 Conroy Smith - Mr Big Stuff 



 Slyford Walker - Clenslyness Is Godlyness.wmv 


 Richard McDonald - I Wanna Be Free.wmv 



 Jah Bernord - Can't Take the Fussing on the Bus 12inch 



シンガーの次はコーラスグループいってみます。

 Sam Carty & The Astronauts - Festival Jam Rock + Version


   Earth & Stone - Give me + I Roy - Jamboree 


 The Itals- Jah Glory 12" 



 Jah Warriors- Cant Take No More 12" 



 Clarence Parks- Cant Take You Little Woman 12" 


 Black Symbol- Tension 12" 



 Time Unlimited - Give Me Love 



 Knowledge - Africa + Version 



 Prince Lincoln & The Rass-es - Nobody Here but Me 


 Sons Of Jah - Home To Zion (12" Mix) 


 High Lites & Sons Of Jah - Freedom Of Movements + Part 2 -1978 


 The Slickers - The Time Has Come + Time Dub -1977 


 The Tamlins - Ting A Ling 12' 


 Tetrack - Trappers with 12" Extended Version 


 Tradition - Reach My Goal 


 The Viceroys - They Can't Stop Us Now 


   The Sensations - Sinner Man (Techniques) 




Nucleus Roots!コーラスグループ(だと思う)で一番気に入ったのが
このグループなんです。でもな〜今の日本じゃ、きつい名前だな〜。w。


 Nucleus Roots - Fools Paradise 
 Nucleus Roots - Run Come Quick 

 Nucleus Roots - Long Road 
 Nucleus Roots - Under De Kitchen

 Nucleus Roots - One good night 
 Nucleus Roots - Meditation Dub 

 nucleus roots - one fe de soundman 


俺に取ってはぜんぜん無名じゃねえ!みたいなアーティストも
いるかもしれません。そこは、独断と偏見。
私の勉強不足でございます。
でもルーツレゲエ。。
いい曲いっぱいありますねええ。
ここに上げた曲はぜひともアナログで入手したいです。
時間かけて集める所存でございます。